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株式会社東京ビジネスラボラトリー

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2020.09.24 

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交流分析をカウンセリングに生かすには 再決断療法の実際

 

交流分析士コースでは、これまでの6回までに交流分析の理論を学んできました。

さて、理論を学んだものの、実際のカウンセリングに交流分析をどのように生かしたらよいのでしょうか?

東京ビジネスカウンセラー学院の交流分析士コース、第7、8回では、交流分析とゲシュタルト療法を合わせた「再決断療法」を学び、生徒同士で実践していきます。

そして実際のカウンセリングで再決断療法を行えるように先生方に指導していただきます。

 

再決断療法とは


心理療法家のロバート・グールディングとメリー・グールディング夫妻によって作られた療法で、交流分析とゲシュタルト療法が合わさった療法になります。

ブリーフセラピーの一つとしても発展している心理療法です。

この療法は現在の行き詰まりにたいし、交流分析の理論を使い、クライエントの背景にどのようなものが存在しているか特定していきます。

そして、同じような行き詰まりを感じた最近の場面を体験します。その後、それに関連すると考えられる幼い頃の(人生の早期)体験を思いだし、再体験します。

ここで、カウンセラーはクライエントがしっかりと過去を再体験し、クライエントが気付きを得られるようサポートしていきます。

クライエントは再体験するうちに、自分や他者、世間などに対しどのような信念をもって生きてきたか、現在も生きているかに気付き、それが自分を行き詰まらせている、自分を不幸にしているとわかったら、それを手放す再決断をするのです。

再決断するには、実際に声にだし宣言をします。

私も何度か行っていますが、宣言をすると心がすーっとして、時に涙がでます。

あー、私のちょっとしたあの行動も、気になっていたあの考えも、幼い時のあの体験から来ていたのか、そんな事がわかると肩の力も抜けていきます。

交流分析士コースではこのように自分の体験を使うことで、理解を深めていきます。

学びはカウンセラー自身の心の健康と成熟にもなります。

次回は最終回の様子をお知らせします。

※交流分析士コースは2020年7月から全7回から9回になりパワーアップしています。

講座の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.tbl-school.com/%E5%85%A8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%A1%88%E5%86%85/%E4%BA%A4%E6%B5%81%E5%88%86%E6%9E%90%E5%A3%AB%EF%BD%BA%EF%BD%B0%EF%BD%BD/

(記事担当 インターン 小室 知津子)