心理カウンセラー資格セルフコース グループライブセッション、今回のテーマは内的会話、アサーションです。
今日はその中でも、内的会話に使われている、「インナーチャイルド」について少し皆さんにお話しようかと思います。
インナーチャイルドとは
インナーチャイルドという言葉を聞いた事がある、という方も多いのではないでしょうか?
私も聞いたことがありましたが、なんとく漠然としていて、よくわからないな、という印象をもっていました。
インナーチャイルドとは心の中にある「感情」や「イメージ」の領域です。本来の自分、生まれもった自分、感じる私、内なる子ども、ともいわれます。
心の中にはもう一つインナーアダルトという領域があります。大人の自分、成長した自分、考える私、内なる大人、ともいわれます。
インナーチャイルドは、インナーアダルトと常に会話をしています。これが内的会話で、この内的会話がうまくいかないと、インナーチャイルドは悲しみ、怒り、苦しみ、不安などを抱えてしまうのです。
インナーチャイルドを学ぶ意味
私が当スクールではじめてインナーチャイルドについて学んだとき、その概念を理解することに苦労しました。
今考えると、それって私の抵抗だったのだ、と思います。
私の抵抗とは、「見たくない」ということです。
学んですぐに、私の心の中にあるインナーチャイルドは傷ついていることは理解しました。
でも、わかってはいるものの、いたわることができない、むしろ、傷ついていることを認めたく無い、そんな風に私は自分の心を瞬時に防衛し、抵抗し、蓋をしたいと思ったのだと思います。
ですから、学びとして概念は理解した、でもインナーチャイルドの単元は苦手だな、といった感じで、そのままにしてきました。
それから様々な心理療法を学び、自らに向き合うことを続けると、次第にインナーチャイルドの概念が理解出来るようになったのです。
私はこの概念を学ぶ前は、自分の幸せを誰かにゆだねたり、自分を責めたりおとしめたりする事が多かったと思います。
しかし、学びを続け心に向き合うことで、次第に、自分のインナーチャイルドのお世話が出来るようになり、心が安定してきました。幸せを心から感じる時間が増えました。
インナーチャイルドの概念を学ぶ意味はここにあるのだと思います。
自分のインナーチャイルドの面倒は自分でみる、つまり自分の面倒は自分でみる、それは、自律的な生き方をするということにつながります。
グループライブセッションで語られたこと
今回やっと、講師としてインナーチャイルドについて生徒さんにこの単元をお話できるまでになりました。
私と同じように、生徒さんの中には、インナーチャイルドの概念がわかりづらい、学ぶことに不安を感じる、といった方もいらっしゃいました。
ここでグループライブセッションが大きな力を発揮しました。
同じ気持ちをもっている、同じではなくても共感できる、同じような経験をしてきた、そんな仲間とのシェアの時間が、それぞれのインナーチャイルドを癒やし、多くの方が貴重な気づきを得ることができたのだと思います。
心理学、心理療法を学ぶ事は、自分に真摯に向き合うことですから、時に辛い感じることもあるでしょう。また、それぞれの生活の中で資格取得を目指すことは、本当に大変なことです。
でも、グループライブセッションはそんな不安や辛さも分かち合える場所です。
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(記事担当 講師 小室 知津子)