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株式会社東京ビジネスラボラトリー

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2021.05.03 

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心理カウンセラーセルフコース グループライブセッション 「Iメッセージ」

心理カウンセラーセルフコース グループライブセッション 今回のテーマはコミュニケーションについて、その中でも参加者のみなさんが興味があった「アイメッセージ」についてご紹介したいと思います。

アイメッセージとは


「アイメッセージ」というのは、何か問題を抱えた時に使える優れたコミュニケーションスキルです。

「アイメッセージ」の「アイ」とは英語でI私という意味です。

主語が「私」で構成されます。

そして、アイメッセージを使うときに大切なポイントは3つあります。

一つ目は、この問題の責任の所在は誰にあるのか、この問題に向き合うのは誰か明確にし、自分が問題を抱えているときに活用する

二つ目は、感情を伝える

三つ目は、相手の言動を非難、否定、判断などせずに伝え、相手をコントロールしない

この三つの要素がないと、相手にうまく伝わりません。

例を出してご説明しますね。

あなたは、食事の支度を終え、食卓に料理を並べようとしました。

しかし、食卓には、子どもの宿題、たべかけのおやつ、夫の読みかけの雑誌などで溢れかえっていました。

さらに、食事が終わったらすぐに、ご近所の会合に出なければならず、時間もありません。

さぁ、こんな時、アイメッセージは使えるのでしょうか。

アイメッセージを使うとき、はじめに問題に向き合うのは誰かを明確にします。

この場合、困っているのは誰でしょう?この問題が解決して助かる、嬉しいのは誰でしょう。ご家族でしょうか?

いいえ、あなたです。

つまり、自分がもン台を抱えている状態となりますので、アイメッセージが使えます。

では、アイメッセージを作ってみましょう。

「(お母さんは)みんなが散らかしていると食事を並べることが出来ず、とても困ってしまうの。」

ここで主語はわたし、おかあさん、になりますが、省略しても構いません。そして、散らかしているご家族を否定も非難もせず、片づけなさい、とコントロールもせず、困ってしまう、という感情を伝えています。

実はこんな時、私たちがやってしまいがちなのが、「Youメッセージ」です。

主語が「You」になり、相手を否定や非難しコントロールしてしまうメッセージです。

「ユーメッセージ」を使うとこのようになります。

「あなた達が片づけないから、食事の支度がすすまないじゃない、早くかたづけなさい!」

こういわれると、

「今やろうとしていたのに」

「そんなに怒らなくてもいいのに」

「こっちも忙しいんだよ」

言われた方は、こんな気持ちにもなってしまうかもしれません。

アイメッセージを上手に使うことで、双方を思い合った賢いコミュニケーションをすることができるのです。

グループライブセッションでは、アイメッセージを日常で生かすにはどうしたらいいのか、使いにくい時はどのような時か、など意見交換を行いました。アイメッセージについて気づいたこと、実際に使った経験など、活発に意見を交し理解を深めました。

グループライブセッションの良いところは、参加者同士で考えや経験などを話すことで、心理学の理論を机上のものだけにせず、落とし込むことが出来ることです。

 

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(記事担当 講師 小室 知津子)