今回のグループライブセッションでは「ゲシュタルト療法」を学びました。
みなさんは辛い時、自分がどのような行動をしているか振り返ったことはありますか?
実は、辛い時どうしたら少しでも気持ちが楽になるか、そのヒントが今回グループライブセッションで学んだ「ゲシュタルト療法」にあるのでご紹介したいと思います!
辛い時、自分の行動を振り返ってみよう
私は辛い時の自分を振り返ってみると、思考の世界に迷い込んでいる
「あの時こうすればよかった・・・」
「こんな風になりたい、でもなれない」
など、過去の後悔や、未来の不安に取りつかれている、つまり思考の世界から抜け出せずにいるのです。
ゲシュタルト療法の概念の中に
「気づき」
「今ここ」というものがあります。
私はその2つの概念を知り、自分が辛い状態から抜け出すことが出来ない理由がわかりました。
ゲシュタルト療法に「気づき」「今ここ」という概念があります。
「気づき」とは
ゲシュタルト療法では気づきを3つに分けています。
外層
内層
中間層
外層とは自分の外側の世界、五感で感じる世界です。空が青い、気温が暑い、味がにがいなど。
内層とは内側の世界、感覚や感情です。胸がどきどきする、気持が悪い、悲しいなど。
中間層は、思考の世界です。
ゲシュタルト療法では外層、内層の気づきを重要としています。
中間層にいるときは外側や内側の世界と断裂した状態となり、行き詰まってしまうそうなのです。
私はそれを知ってから本当に楽になりました。
それから私は辛い時、外層と内層を意識するようにしました。
青い空に浮かぶ雲を見て、イルカの形、かわいい…と思ったり、道端の草花を見て季節を感じ心が温まったり。
野生の鳥を見ている時は本当に面白いです。
このように外層に目をむけ、そしてその時の気持ちや感覚(内層)を大切にしています。
そうすることで根本的な問題解決というより、「生きている実感」を感じたり「ただここにいる幸せ」を感じることが出来ます。
今ここ
もう一つの概念は「今ここ」
過去の後悔や未来の不安などは「今ここ」でしか介入できない。
今ここに生きて、今ここでその後悔や不安と向き合う事が大切ということです。
この概念を知ってから、過去の後悔はどうすることも出来ないし、未来に何があるかもわからない、となんだかさっぱりした気持ちになりました。
私は学びを始めてから、辛い時は空を見上げ、今ここを意識するようにしています。
みなさんは外層、内層を感じ、今ここを意識するために、どんな行動をとってみますか?
是非ご自分のやり方をみつけ試してみてください。
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(記事担当 小室 知津子)