私は現在、NLPマスタープラクティショナーコースを受講しています。
NLPマスタープラクティショナーコースはNLPプラクティショナーコースを修了後に進むことができます。
プラクティショナーコースでは、たくさんのテクニックを学びました。
すぐにでも応用、実践できるテクニックが盛りだくさんで、自分の行き詰まりもずいぶん解消されました。
続いて学ぶ、この「マスタープラクティショナーコース」は、テクニックを身に付けるというより、自分自身と向き合うための深い理論を学ぶ内容になっています。
幾度となく、「あれ?私の中にこんなものがあったの?」心の奥底から泥水がぶわっと出てくる感覚を味わいました。
ここまで心の深い部分をさぐり、目をそむけたくなるような事に向き合えたのは、マスタープラクティショナーだからでしょうか、それとも心理学を学び続けて、やっと自分の奥底をみる勇気を得たからなのでしょうか?
私は、そのどちらもが、この成長に繋がったと感じています。
マスタープラクティショナーコースの内容を理解し、自分と向き合うには、今まで学んだ来談者中心療法、インナーチャイルド、ゲシュタルト療法、認知行動療法、交流分析などが役に立っているのだとおもいます。様々な角度から少しずつ自分を見つめてきてやっと心の底まで到達してきたのだと思います。
そんなマスタープラクティショナーコースでどのような事をしているか少しご紹介します。
先日は「比較のフレーム」について学びました。
私たちは物事を見るとき、よく比較して見ています。
例えば、あなたが転んで骨折をしたとします。健康であった時と比較するととても不幸に感じますが、これが大病をして助からない、そんな状況と比較するなら命があるだけでも幸せだ、感謝しようとおもうのではないでしょうか。
このように、何と比較するかで物事はよくも悪くもなるわけです。
比較する枠組み、フレームを変えてより人生を楽観的で豊かなものにしていこう、というものが「比較のフレーム」です。
日々当たり前のようにやっている比較ですが、一体自分は何と比較しているのか、そして比較した結果どんな感情がわいてくるか、そんな事に目をむけることで、すべての出来事に感謝することもできるのです。
私は心理学に出会えた自分と出会えなかった自分を比較しました。
出会えなければ、私は怒り、悲しみなどの負の感情を感じても対処できずにメンタルを壊していたかもしれません。
出会えた事で、心の整え方を知り、カウンセラーとして誰かの助けになることできました。
先生方や仲間との出会いも素晴らしいものでした。先生や仲間は信頼しているので、心の奥深い部分の話も沢山聞いてもらいましたし、向き合う勇気をいただきました。本当に感謝しています。
皆さんも日々の何気ない場面でもいいので、比較をしてみてはいかがでしょうか?その際はぜひ良い比較をして、どのような感情がうまれるか感じてみてください。
マスタープラクティショナーコースは残すところあと一回となりました。
最終回は試験です。また、最終回の様子をお伝えしたいとおもいます。
(記事担当 インターン 小室 知津子)