第5回では、「認知のゆがみ」について学びます。
「認知のゆがみ」と聞いて、みなさんどんな印象を受けますか?
認知とは、考え方やとらえ方、思考、信念を指すのですが、それがゆがんでいるとは、どういうことなのでしょうか。
皆さんに少しだけ「認知のゆがみ」についてお教えしますね。
「認知のゆがみ」とは、私たちが知らず知らずに身に付けていて、当たり前のように信じているような考えや思い込みを言います。
私たちの生きにくさの原因になっていることがあります。
「認知のゆがみ」は知らず知らずに身に付けて、当たり前のように信じてきたものですから、それが自分の幸せになるのを妨げるから手放した方が良い、しかも、歪んでいるといわれても、違和感を感じる方も多いかもしれません。
代表的な「認知のゆがみ」は大体9個といわれています。(文献などによって差異はあります)
今日はその中のひとつをご紹介します。
全か無か思考
この思考は白か、黒か、といった思考で少しのミスでも失敗ととらえるなど、いわゆる完ぺき主義の考え方です。0か100しかない、など極端な考えです。
このような考えを持つと、人生で様々な問題を抱えることがあります。
具体例を挙げると
- 人の考えが絶対に間違っていると思い込んだり、押し付けてしまい人間関係を良好に築けない
- 少しの失敗が許せず、自分を追い詰めていく
- 勉強ができないわが子は悪い子だ、と思い込む
などです。このような考えは、自分にとっても、他人にとっても窮屈でストレスとなるでしょう。
脳科学&認知行動療法士は、まず授業の中で自分の「認知のゆがみ」に気づき、学ぶ中でゆがみを手放していきます。
この過程を行うことで、同じようにクライエントの中に「認知のゆがみ」があれば、手放せるようサポートしていけるようになります。
(記事担当 インターン 小室 知津子)
もっと詳しく学びたい方、認知行動療法にご興味のある方は学院のホームページをご覧ください。
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