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2021.05.28 

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脳科学&認知行動療法士コース 第3回 脳内物質の働き

脳科学&認知行動療法士コース 第3回は「外部からの情報の処理と感情及び脳内物質」です。

その中で今日は「脳内物質」について少しだけご紹介したいと思います。

脳内物質とは


私たちの脳内では様々なホルモンや神経伝達物質が分泌されています。それらを総称して脳内物質と言います。

「幸せホルモン」とか「脳内麻薬」といった言葉を聞いたことがありませんか?

「幸せホルモン」はセロトニン、「脳内麻薬」はエンドルフィンという神経伝達物質です。

セロトニンは気分に良い影響を与える物質です。セロトニンが減ってしまうと、意欲や自発性が低下します。不安感や焦燥、緊張といった感情が生まれます。うつ病はセロトニンの分泌低下が関係していると考えられています。

エンドルフィンは脳を活性化し、精神的ストレスの解消に効果があり多幸感をもたらすと考えられています。モルヒネの6.5倍の鎮痛作用があり、おいしい食事を食べる、勝負に勝つ、人に好かれるなど本能が満足すると最も分泌されます。ランナーが長時間走り続けると、脳内でそのストレスを緩和するためにエンドルフィンが分泌され、次第に快感や高揚感を抱きます。これがいわゆる「ランナーズハイ」です。

他にも、アドレナリン、ドーパミン、アセチルコリンなど様々な脳内物質が分泌されています。

脳内物質とストレス


脳内物質の分泌にストレスが大きく影響することが分かっています。ストレスにより脳内物質の分泌のバランスが崩れると心身ともに健康を害するのです。

ストレスが心身ともに病気を引き起こすといっても過言ではありません。

認知行動療法は、今までの考え方ではストレスに感じていたことも、楽観的にとらえることでストレスを軽減していこう、というものです。

楽観的な考えを持つことは脳内部物質の分泌を良好に保ち、心身ともに健康になる、ということです。

脳科学&認知行動療法士は、脳の仕組みを知ること、、認知行動療法がなぜクライエントに回復に役立つのか、ということを学びます。

脳科学&認知行動療法士コースにご興味のある方は当学院のホームページをご覧ください。

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(記事担当 講師 小室 知津子)