心理カウンセラー資格プロコース グループライブセッション 今回はフロイト精神分析学、防衛機制についてです。防衛機制については下記ブログに書かれています。ご興味のある方は是非ご覧ください。
⇒心理カウンセラー資格プロコース グループライブセッション テーマは「防衛機制」
⇒心理カウンセラー資格プロコース グループライブセッション 誰にでもある心の安全装置 防衛機制について
今日は、防衛機制のもととなる概念を考えたフロイトについて少しご紹介したいと思います。
フロイトについて
フロイト、どこかで聞いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ジークムント・フロイトはオーストリアの精神分析学者で、後に精神科医となります。
精神分析学とはフロイトによって創始されたもので、簡単に言うと精神疾患の治療法で、人間の心には無意識が存在し、人の行動は無意識によって左右されるという基本的な仮説に基づいたものです。
この無意識の存在に気づき、理論的に説明したのがフロイトです。その当時、まだ人の起こす言動は意識していることから起こっていると考えられていました。
フロイトは、トラウマやヒステリー(今でいう解離性障害や身体表現性障害)などの神経症の患者が、体や脳に傷がないのに、麻痺をおこしたり、耳が聞こえなくなる、声が出せない、息が詰まるなどの症状が出ていることの原因は無意識の中にあるのではないか、と考えたのです。
当時はそういった神経症の患者は、身体に異常がないことから、思い込みとか、仮病、単に妄想に取りつかれていると考えられていたので、治療法もありませんでした。
それって、とってもつらいことですよね。本人も原因がわからないのに、医者や周囲の人から理解されず、治る見込みもないといわれているようなものですから。
ここで、フロイトが無意識の中にある、つまり心の中に見ることはできない傷があると考えたのです。
心理カウンセラーはクライエントの心の中にある見えない傷の存在を知っておく必要があります。その傷をクライエントが癒し、心の健康をとり戻すお手伝いをするのが心理カウンセラーです。
そのために、防衛機制をはじめとする様々な心の仕組み、脳の仕組みなどを学んでいるのです。
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(記事担当 講師 小室 知津子)