心理カウンセラー資格プロコースでは、様々な心理療法を学びます。
今回のグループライブセッションでは認知行動療法について学びを深めました。
認知行動療法とは
私たちは、人それぞれ色々な考えや価値観や信念を持っていると思います。
それらを心理学では「認知」といいます。
人は自分のもつ「認知」によって
幸せな気持ちになることもあれば、行き詰まることもあります。
認知行動療法は、行き詰りの原因の一つが自分の「認知」にあると考え、
その「認知」を楽観的で健全なものに変化させ、より良い人生を手に入れよう、という心理療法です。
行き詰りをもたらす「認知」
人は子どもの頃に、親や周囲の大人から教わったしきたりや常識とされるもの、信念、価値観を、大人になった今も疑いもなく信じている、ということがあります。
例えば
「母親は優しく子どもを包み込むものだ」
このような信念を持った親に育てられた女の子が母親になった時、子どもが言うことを聞かず叱るたびに「優しく包み込めない私はだめな母親だ」と子育てに行き詰まってしまう、このようなことはあるかもしれません。
「男は強くなくてはならない」
そう教えられた男の子は、弱音を吐きたくなるような苦しい時も、何もかも投げ出したいと考えた時も「強くなくてはならない」と無理をして心を壊してしまう、このようなこともあるかもしれません。
このようなクライエントは、下記の「認知」が行き詰まりの原因となっていると考えられます。
「母親は優しく子どもを包み込むものだ」
「男は強くなくてはならない」
認知行動療法では、行き詰まりの元となる「認知」に対し
「それって本当にそうなの?」と自分自身に問いかけます。
そして、認知行動療法の手順にそって療法をすすめていき、
例えば先ほどの「認知」が
「母親は完全ではない」
「本当の強さは我慢することではない」
このように変化したらいかがでしょうか。
行き詰まりが軽減していくことを体験できることでしょう。
認知行動療法が使える心理カウンセラーを目指す
当学院の心理カウンセラー資格プロコースは、講師陣のサポートのもと、グループライブセッションや個人セッション、ワークなどを通し、認知行動療法をはじめ、各心理療法をしっかりと使える心理カウンセラーを目指しています。
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(記事担当 小室 知津子)